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Workshop Day 6 『メンタルヘルス』



7月31日に第6回IDENTIFYワークショップが行われました!!


今回のトピックは『メンタルヘルス』


海外では、こころが健康であることを重視する傾向にあり、教育現場では、様々な授業を通して「こころ」・「健康」と向き合う機会がたくさんあります。このような理由から、自分が抱えている精神的な病についてオープンに話す文化が存在します。ですが、日本では保健の授業で少し精神疾患について習うくらいで、そこまで深堀りをして学ぶ機会が少ないです。日本では、精神的に苦しい状況にいたとしても、打ち明けるのが怖くて、また違った形で自分を苦しめてしまう傾向にあります。このような環境をどうしたら改善できるかをディスカッションしました。


日本人は、自分の弱いところを他の人に見せたくないと思うところや、心情を表に出さない傾向にあります。そのような環境をどう改善できるかについてもディスカッションを行いました。実際に精神疾患を患った経験のある方が参加してくださっていたので、どのような生活を送っていたか・どのような場面が苦しかった、難しかったかなども伺うことができました。


メンタルヘルスの問題は、たくさん存在します。例えば、怪我などの場合は目に見えて、誰もが、『この人は怪我をしている』という認識ができます。しかし、精神疾患やこころの病気の場合、目では確認できず、本当は知らない間にに傷つけているかもしれません。また、普通に見えて、実はすごく負担を抱えている場合もあります。

だからこそ、話せる・主張できる環境づくりが必要なのです。


コロナ禍でも開催され、各国のスポーツ選手が活躍を見せた東京オリンピック。

その中でも、テニスプレーヤーの大坂なおみさんについてもディスカッションで取り上げました。大坂さんが自身のつうつ病のことを公表したことで、他の選手も患っている精神疾患について言いやすくなったのではないかや、怪我の治療に時間をかけるのと同様、心のケアにも時間をかける必要があるなど様々な意見が出ました。


教育現場での、サポートも必要なのではないかという意見が出ました。もっとスクールカウンセラーを活用できるようにする、保健室の先生に相談してみるなど。生徒たちにも、もっと精神疾患やこころのことについて学ぶ機会を与える必要があるという意見もありました。


ディスカッションがとても盛り上がり、たくさんの意見が聞けたので、主催してよかったなと思いました!また、実際に精神疾患を経験した方から、様々なことを学ぶことができました。

参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました☺️






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